教えてはむ院長
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はむ院長の健康講座その16


夏バテ その3

「前回も言ったけど、現代人の生活スタイルは二つに分類できるよ」
「分類ですか」
「大雑把に二分すると、アウトドアタイプとインドアタイプだよ」
「えらく大雑把ですね」

アウトドアタイプ

「アウトドアタイプはどういった人かわかるかな?」
「工事現場で働いている人や農業をしている人とか、野外スポーツをしている人ですか?」
「うん、そういった、一日に何時間も屋外に居る人をここではアウトドアタイプと分類するよ」

インドアタイプ

「インドアタイプはどういった人かわかるかな?」
「屋内のエアコンが効いた場所で働いている人ですか?」
「その通り、一日の大部分をエアコンの効いた屋内で過ごしている人の事だよ」

生活の比重はどっち?

「現代人をそんな二種類に分けたりできるんですか?」
「実際は、その割合はまちまちなんだけどね」
「完全にどちらか一方の人なんて居無さそうですよね」
「だから自分の生活がどちらの比重が多いかで聞いてくれればいいよ」
「はい」

熱中症に気をつける

「まず、屋外での生活が多い場合」
「アウトドアタイプですね」
「こちらは、まずは暑い時期の熱中症に気をつけて欲しいんだ」
「熱中症ですか」

熱中症、入院が必要なことも

「熱中症で救急搬送される人数は毎年4万人を越えているんだよ」
(総務省 消防庁調べ 平成25年 58,729人 平成26年 40,048人)
「結構多いんですね」
「そのうち62.3%の人は軽症だけど、残りの37.7%の人は入院が必要なんだ」
(平成22年~平成26年合計)
「そんなに入院しているんですか!」

熱中症で亡くなることも

「救急搬送された方の0.2%は死亡しているんだよ」
「4万人の0.2%だと、年間80人は熱中症で亡くなっている計算ですか」
「6~9月の短い間だからね、決して少ない人数ではないんだよ」
「ですね」
「だから決して甘く見ず、熱中症もきちんと防いで欲しいんだ」

熱中症を防ぐには

「熱中症を防ぐにはどうすればいいんですか?」
「まずは暑さや直射日光を避ける工夫をして欲しいんだ」
「暑さと直射日光を避けるんですね」
「そしてこまめな水分補給が必要だよ」
「水分補給ですか」

不感蒸散

「目に見える汗だけでなく、身体から蒸発する水分もあるからね」
「そんなものも有るんですか?」
「不感蒸散(ふかんじょうさん)と言ってね、暑くない環境でも、体表や呼吸から一日に1リットル前後の水分が蒸発するんだよ」
「そんなに蒸発しているんですか!」
「汗をかく程暑い環境なら、一日3リットル以上の水分が失われる場合もあるんだ」
「1.5リットルのペットボトル二本分ですか・・・」

飲み物の選び方

「だから暑い時は特に、水分補給を欠かさないで欲しいんだ」
「どうすればいいんですか?」
「水や麦茶等の、アルコールやカフェインを含まない飲み物を飲むといいよ」
「アルコールやカフェインはどうしてダメなんですか?」
「それらを含む飲み物には利尿作用があって、水分補給になりにくいんだよ」

利尿作用のあるものに注意

「利尿作用って何ですか?」
「体内の水分を尿として排出しようとする働きの事だよ」
「利尿作用があると水分補給にならないんですか?」
「飲んだ水分がほとんど尿として排出されてしまうんだよ」

水分補給、アルコールやカフェインに注意

「特に利尿作用が強いビールを1リットル飲むと、1.5リットルの尿が出ると言われているんだ」
「飲んだ以上に出ちゃうんですね!」
「飲み物によって利尿作用の度合いは違うけれども、暑い時の水分補給にはアルコールとカフェインは避けて欲しい」
「わかりました」

ミネラル、塩分補給も忘れずに

「汗には塩分等のミネラルも含まれるから、ミネラルの補給も心がけて欲しいんだ」
「ミネラル麦茶とかスポーツ飲料とかでいいんですか?」
「そういう物を利用すると手軽でいいだろうね」
「他に気をつける事はありますか?」
「汗で一番失われるミネラルは塩分だから、塩分を補給することは忘れてはいけないよ」
「塩分が大切なんですね」
「うん」

夏痩せに注意、栄養のある食事を

「アウトドアタイプの場合は、食事にも気をつけて欲しい」
「食事ですか」
「昔の人と同じ様に、湿邪で脾胃が弱るからね」
「ふむふむ」
「夏やせしない様に気をつけて欲しいんだ」
「夏やせですか」
「うん、現代は冷蔵庫や冷凍庫もあるし、食糧事情も格段に良いから、昔の様に鰻にこだわる必要は無いけどね」
「栄養のある物を食べればいいんですね」
「そういう事だよ」

アウトドアタイプ 熱中症と夏やせに注意

「アウトドアの生活が多い人は、熱中症と夏やせに気をつければいいんですね」
「そうだね」

インドアタイプ クーラー病に注意

「逆にインドアの人は、クーラー病に気をつけて欲しいんだ」
「前回言ってた話ですね」
「うん、室内外の寒暖差で肺が疲れてしまって、体温調節機能が働かなくなってしまうんだよ」

体質によって夏バテの始まる時期が違う

「昔の夏バテと同じ症状なんですよね」
「呼吸器が弱い体質の人だと、夏の早い時期から夏バテがはじまってしまうんだよ」
「体質によって夏バテのはじまる時期が違うんですか」
「室内外で寒暖差のある季節は長いからね」
「ふむふむ」
「肺が弱い人ならすぐに症状が出るし、丈夫な人でも秋口までに体調を崩す場合も多いんだ」

夏バテ、クーラー病の予防

「夏バテ、クーラー病はどうすれば予防できるんですか?」
「まずは冷やし過ぎない事だよ」
「冷房の設定ですね」
「外気との温度差を5度以内に設定する事だよ」
「ふむふむ」

クーラーの使い方

「クーラーの電源は暑くなる前に入れて、必要無くなるまではつけているといいよ」
「入れたり切ったりしないという事ですか?」
「うん、電気代の面でも、その方がお得なんだ」
「つけっぱなしの方が電気代が安いんですか?」

インバータ制御を活用する

「昔のエアコンと違って、今のエアコンはインバータ制御されているんだ」
「インバータ制御って何ですか?」
「使用状況にあわせて、必要な電圧・周波数の電力を供給できるのがインバータ制御なんだよ」
「つまりどういう事ですか?」
「電力の無駄を自動でカットできるんだ」
「なるほど、自動的に無駄を省いてくれるから、つけっぱなしの方がお得なんですね」
※制御方式や省エネ性能はご使用のエアコンにより異なります

ドライ機能を活用

「湿邪を防ぐ為にドライ機能を活用する事も忘れないで欲しいんだ」
「湿度を下げるのが大切なんですね」
「電気代の面でも、同じ設定温度ならドライの方が節電できるそうだよ」
「健康にもいいし節約にもなるんですね」

自分で温度設定できないときは

「自宅で、自分で温度を設定できる場合はいいけれど、職場等で寒い環境に晒される場合は、厚着をする等の自衛をして欲しいんだ」
「オフィスや店舗はエアコンの設定温度が低いですよね」
「店舗の場合は特に、お客様優先で涼しい設定にしているからね」
「そういう場合は冷えすぎない様に自衛するんですね」

クーラー病の原因は?

「前回説明したクーラー病の原因は何だったかな?」
「暑い場所と寒い場所を行き来する事ですよね」
「うん、正解」

肺が疲れないように

「だから、とても暑い場所と、とても寒い場所を行き来する回数を減らして欲しいんだ」
「そうしないと肺が疲れちゃうんですね」
「できる範囲は限られると思うけれどもね」

インドアタイプの人が気をつけること

「インドアの人は、エアコンの設定温度を上げる事、ドライ機能を使う事、冷えすぎない様に自衛する事と、暑い所と寒い所を移動する回数を減らす事に気をつけるんですね」
「うん、できる範囲でいいから、そこに気をつけると夏バテになりにくいんだ」


>> 夏バテその4-「東洋医学から見た夏バテの分類と、治療について説明するよ」


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<<未病と未病治その4-これからは予防医学の時代だ!
<< 未病と未病治その5-「腰痛や肩こりの治療を受けたら、知らないうちに体質改善もされるという事ですか!」
<< 花粉症治療-「花粉症体質とサヨナラできるんですか!」
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<< 腰痛治療2-「東洋医学では腰痛の原因は4つあると考えるんだ」
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<< 夏バテその1-「夏バテって、疲れたり食欲が無くなったりする奴ですか?」
<< 夏バテその2-「それがクーラー病ってやつですか?」
<< 夏バテその3-「体質によって夏バテのはじまる時期が違うんですか」
<< 夏バテその4-「東洋医学から見た夏バテの分類と、治療について説明するよ」
<< 生活習慣と東洋医学-「今日は「五労(ごろう)」の話をするよ」
<< 筋膜と東洋医学-「だから、筋膜は「第二の骨格」と呼ばれているんだよ」
<< 筋膜と東洋医学-「今回は、その筋膜が固まったらどうなるか、という話だよ」

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